ポンプの配管(2)


A ポンプ廻りの配管の注意事項

  (d) 配管のサイズ
	JISの「小形うず巻ポンプ」が1982年に改訂され、
	従来と同一口径でも機種によっては吐出水量範囲が
	大巾に増加するものが規格化されました。「ポンプ
	口径」=「配管径」の考え方では、送水量の増加に伴い
	配管抵抗も増加し、計画の送水量を確保できなくなる
	ことがあります。これに対処するには配管径をポンプ
	口径より1〜2ランク大きくする必要があります。
	また、ポンプと配管を接続する場合、その間に異径管
	を取り付けますが、吸い込み側は必ず偏芯異径管を
	用い、上部が水平になるようにします。ポンプ口径と
	フート弁・吸込異径管サイズ表は下のファイルを参考
	にして下さい。
  (e) 流し込み方式の場合は、吸込管に仕切弁を必ず取付けて
	下さい。(吸上げ方式の場合は、取り付けない。)
	流し込み方式の場合は、押し込み圧力は一般汎用ポンプ
	において通常 4m 以下とされていてる。
	(タンクの上水面とポンプの吸込口との落差)
	詳細な説明がよくあるご質問のポンプ設備に記載されて
	いますのでご参考になさって下さい。
  (f) 右図のような配管系の凸部には、ポンプを取り付けない。
	特にこれをよく見かけるのはラインポンプが配管系の上部
	にあって空気だまり部分の配管長が長くて気づかない
	場合がある。このような配管は空気だまりのため揚水
	が出来なかったり、ドライ運転でメカニカルシールや
	ポンプの摺動部を焼き付かせる。
  (g) ポンプの取付方向にかんしてさすがに間違いを見たことが
	ないが念のために載せておきます。これがだめな理由は、
	メカニカルシールの損傷時に水漏れを起こしモータの絶縁
	低下を引き起こす。

ポンプ口径とフート弁・吸込異径管サイズ表