直列・並列運転




@ 直列・並列運転
  揚程や吐出量を増やす目的で「直列運転」や「並列運転」
  を行うことがある。これは勿論ほとんどが同一特性のポンプ
  2台を使用した運転である。並列運転においては、皆様が
  よく使われているものであるが、並列運転でも自動並列
  交互運転(吐出圧がある一定以下になると自動的に2台の
  ポンプが運転する。)があったり、単独交互運転(どちらかの
  1台が運転しある一定周期で交互に運転する。)あるのは
  ご承知だと思うが、「直列運転」はあまり使用されない
  でしょう。

  (a) 直列運転
	直列運転は揚程すなわち吐出圧を上げるために行われる
    が、どのポンプでも使用できるというものではない。
	これは2台目のポンプの吸込み許容圧力を1台目の
	ポンプの吐出圧力より低いと勿論使用出来ない。
    最近この運転方法があまり見かけないの増圧するだけ
	であれば、多段うず巻ポンプにすればよいからである。
    ただ高層ビルなどの場合は、下階から途中階までは
	1台目のポンプで送水し、それ以上の階は2台目で
	増圧して送水するような場合に使用される。
	但し、その場合は色々と注意しなければならないことが
	あるがそれについては後日改めて説明します。
	
  (b) 並列運転
	うず巻ポンプは一般に口径が大きくなる程効率が良い
	ので吐出量が決まったら、これをできるだけ1台の
	ポンプでまかなうのが効率の良い運転となる。
	しかし吐出量が季節や時刻によって変化する場合は、
	1台のポンプを効率の悪い小流量領域で使用する
	より必要に合わせて複数台のポンプで運転させるほうが
	効率が良い。変化の度合いが極端な場合は大流量
	ポンプと小流量ポンプを組み合わせて使用する
	ほうが良い。